ブログ

ヴィクトワールバレエコンペティション Part2

毎回コンクールの時や終わってからは、ご父兄とお話ししたりラインのやりとりなどもあり
お子様のお家での様子や本心を知る事ができます


その中でいつも私の心の中で引っかかる事があるので、それをお伝えしようと思います(^ ^)


それは…コンクールの結果です

予選通過、奨励賞、○位、など
もちろんあるに越した事はないのでしょう

ご父兄からしたら、毎日頑張っている姿を側で見ておられるだけに
順位に入らない事は、とても残念な事で仲間が賞を取れば焦りも出てくるものだと思います


コンクールは、バリエーションのみの審査で前からしか見えない部分での判断も一部含まれます

たとえば歪んで足を高くあげたり
無理やり沢山まわったり
手足の通過のポジションが正しくなかったり
などです

それを良しとしてコンクール入賞を目指すのも、一つかもしれませんし
それぞれの考え方で私如きがとやかくいうつもりはありません


ただ、私はそれは好まないのです

きちんと正しい本来の「バレエ」を教えたいという昔からのポリシーは全くかわってません 


基礎は、追求しても完璧はないですし、
派手さもなく、時間はかかりますが
大事な点をおさえた中でバリエーションも踊らせたいです


だから、個人の持ってる条件によれば
全然結果はついてこない場合もあると思います

これからの未来が大事な子供達に、急いで無理やり花咲かせる必要はないと私は考えていますので、それでいいんです

最後に1人づつの夢に近づく、叶える事ができれば最高です!!


そこまでを考えながら
現在のお子様のメンタルや
レベルと合わせて
その子なりの成長があるように…と毎日みるようにしています

今回、中学生の3人に関して
バリエーションの出来としたら
予選の方が良く決選は大きなミスも小さなミスもありました

それでも
2人が1位を頂き
1人は、上位入賞ではないのに海外のスクールやコンクールの参加権を頂けたわけです

テクニックのミスは、プロでもない子供達が踊るのですからあってもさほど問題ではないです

それに勝る基礎力があったということ
それを挽回する何かがその子にあったという結果で
本人達は納得できない踊りになったかもしれませんが、
私としたらそんな出来であっても選んでもらったという事が嬉しかったです


審査員の先生方、場当たりや本番中も横から見ている先生方に
「生徒さん、みんなきちんとバレエおどってる」
「先生の生徒さん、みんな品のある素敵な踊りされますね」
と言われたこともありますよ(๑>◡<๑)


全然結果が出ず悩まれてるご父兄や子供達!

成長はそれぞれですが、今やってることは
絶対に間違ってはいないので
信じて頑張り続けてほしいです!!


いつもいいますが極論は、コンクールにでなくてもプロになれる子もいるのです

コンクールで1位ばかりとっても海外では、プロになるのには、関係ないです

オーディションは全てクラスレッスンですから、、、

成長していくための過程としてのコンクールは大賛成ですが、それで
悩み、苦しみ、辛く精神状態がよくないなら
その時は参加する必要はないと思います


コンクールの結果に一喜一憂しなくていいんです
自分自身と向き合ってレッスンに集中する日々を重ねてください

明るい未来のため
レッスンを楽しく頑張ってくださいヽ(´▽`)/

つづく

IMG_7919.jpg

IMG_7878.jpg

IMG_7916.jpg

IMG_7915.jpg

IMG_7918.jpg

IMG_7909.jpg